財布のブランドはメンズであっても主役は女性の視線
財布は男性が考えるより非常に重要なファッションアイテムです。特に女性はブランドに敏感なので、メンズだからどんな財布を持っても気にされないだろうというのは甘すぎます。反対にブランド志向が強すぎて、メンズ財布だというのにシャネルやルイヴィトンを出されたのでは思わず引いてしまいます。レストランでの会計で、モノグラムやエピ柄の財布から得意げにカードを引き抜いている光景を見かけますが、ちょっと恥ずかしくてそばにいたくありませんね。財布は食事のエピローグをしめる重要な役割を持っています。ここでは女性誌で人気のあるメンズ財布のブランドについてまとめました。
メンズ財布のブランドで重要なポイント
財布
現金よりカード類でパンパンに膨れ上がりがちな財布。女性の場合はハンドバッグに入れているので多少大きくても問題はありませんが、男性はほとんどの人がジャケットの内ポケットやズボンの尻ポケットに差していますよね。財布のファッションアイテムとしての機能は、そこから抜き出すしぐさから始まります。一時期、クロムハーツの皮財布がメンズでは人気のブランドでしたが、ゴツイために上着の内ポケットには入れられず、ジーンズでははみ出してしまいます。取り出した感じもゴロンとしていて、確かに重厚感は圧倒的ですが、高級レストランでは女性なら思わず「やめて!」と叫びたくなるものです。良い雰囲気にふんわりと酔った気分も吹き飛んでしまいます。これが女性の視線です。もちろん、いいくつも財布を揃えて、TPOに応じて使い分ける方法もありますが、まず最初に用意すべきなのは女性が好感を持ち、スマートさを演出する財布です。どれほどメンズとして人気のあるブランドでも、財布だけは女性の感性を考慮すべきです。食事や買い物、男性が財布を出すシーンは女性のためにお金を払う瞬間です。自分のために決済を決めてくれる場面ですから、女性はその一部始終を必ず、見守っています。その視線は財布にくぎ付けになっているのです。いかにスムーズにカッコよく支払いを完了させてくれるかが最重要ポイントです。財布のデザインや質感、そしてブランド。どのひとつを外しても、気分が台無しになってしまいます。
財布のブランドでメンズに対する肥えた女性の視線
メンズ
男性と女性で財布に対する目の肥え方は2ケタ違うと言っても過言ではありません。いつも手ぶらが基本の男性に対して、女性のデフォルトは必ずバッグを手にしています。これはメイク用品を常に持っていなくてはならない女性の宿命と言えます。また男性が財布をポケットに入れられるのに対して、女性はスカートをはくために必ずしもポケットがあるわけではなく、またポケットがあるパンツルックの場合でも、お尻が膨らむような不格好な装いはできません。このため、女性は必然的にハンドバッグに財布を入れて持ち歩くことになります。バッグは常に手持ちのために衣類と変わらない位置づけになり、当然ファッション性を求めるようになります。このため女性はバッグに対して、非常に目が肥えているのです。財布については、バッグと一対の扱いになるため、百貨店やブランド店で様々な財布を見ています。このように女性は普段の生活の中で、自然に財布に対して目が肥えていくのに対して、男性は財布を意識する機会自体がほとんどありません。メンズだからと言って、その価値を敏感に感じるのは男性ではなく女性であることを意識してください。
メンズ財布で勘違いして欲しくないブランド感
ブランド
単純に、財布のブランドと言えば、誰もがエルメス、シャネル、ルイヴィトンをあげるでしょうが、メンズとなると話しが違います。わかりやすいのはシャネルでしょう。シャネルでメンズの財布なんか無いと思う方が多いでしょうが、しっかりマトラッセやキャビアスキンなど一連の定番が揃っています。もちろんしっかりココマーク。さすがにこれを持つのは勇気がいるでしょうし、持っている姿を女性に見られたいと思う方はいませんよね。これがわかりやすい女性視線でのメンズ財布のブランド感です。ポールスミスやアルマーニのようにメンズとしてのステータスを確立しているブランドでないと単なる下品なセレブになってしまいます。
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