事務系の仕事ばっかりしてたもんで、人と接するということに飢えていたんですよね。それで接客系の仕事に転職しようかな~と思うようになって、実際に転職活動をしていたんです。せっかくならブランドショップでかっこよく働きたいなと思って、誰もが知っているようなブランドショップに応募したんです。もちろん、接客なんてろくに経験したことがないので、ダメ元でしたよ。でもあっさり書類審査通過しちゃって、あれよあれよと面接までいっちゃったんです。

面接当日、実際に勤めることになるブランドショップに行ったんですよ。カウンター?みたいなところで、「本日○時から面接予定の○○です」みたいなこと言うじゃないですか。実際にカウンターのスタッフの方に言ったんですけど、妙に私の顔をじっと見てくるんですよ。で、何ともいえない表情をするんです。少し笑っているような、引きつっているような本当に何ともいえない顔。

面接終えてから、帰りの電車の中でいろいろ考えてたんですけど、本当にふっと思い出したんです。カウンターのスタッフの人が同級生だったことに・・・。しかも、大学のときの同級生で同じ学部で、そこそこ仲良かった人!私はフェイスブックとか使ってないんですけど、こっそりとその人のこと調べたらやっぱり私が面接受けに行ったブランドショップで働いてる!恥ずかしいやら何やら・・・もう本当に表現できない気持ちですよね。せめてその場で気づいてたら多少気持ちも違ったかもしれないのに・・・。なんでしばらく経った後で思い出すんですかね。もういっそのこと思い出したくなかった。

そのブランドショップから採用しますって連絡が来たけど、なんとなく気まずくて断っちゃいましたよ。同級生と転職先で再会!なんて運命的かもしれないですけど、あのときのなんとも言えない雰囲気を体験すると、もうちょっとあそこでは働けないし、客としても行けないです。別に仲が悪いわけではないし、どちらかというと仲がいいほうだったんですけど、なんなんでしょうね。あの気まずさというのは。まぁ、私が転職活動中ということで勝手に劣等感を持っているだけかもしれませんけど、あのときの同級生の表情は本当にトラウマものですよ。

トラウマって恐怖とかそういうのでできるものだと思ってたけど、気まずさでトラウマになるってこともあるもんですね。本当に謎の気まずさでした。


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