ヴィトンの財布を偽物だと言い張った友達に鉄槌を下した話 | 女性誌が選んだメンズ財布ブランド【２０２１年度最新版】

私は昔からヴィトンが大好きで、こまめに新作のチェックをしていました。バッグから財布までいろいろなものをチェックしていたのですが、中でも一番好きなのが財布です。ヴィトンの財布というのは、個人的には大人の象徴でありセレブの象徴でもありました。ヴィトンにもいろいろなデザインの財布があって、その中でずっと狙っているデザインのものがありました。やはりお高いので特別なときに自分へのご褒美として買ってやろうと思って我慢していましたし、お金もためていました。

そして、ようやく念願のヴィトンの財布とゲットしました。実際に手にしてみると使うのがもったいないレベルでしたが、使わないと意味がないのでドキドキしながら中身を移し替えました。
翌日に友達と遊びに行く約束をしていたので、「念願のヴィトンの財布とゲットしたから明日見せてやんよ！」とちょっとだけ自慢をしておきました。

ところが当日、友達にヴィトンの財布を見せると開口一番「偽物じゃん！」と叫ぶのです。

ミルコ・クロコップばりに「お前は何を言っているんだ」と思ったのですが、どうやら冗談の類ではなく、本当に私が偽物を騙されて買わされたと思い込んでいるようでした。私の持っているヴィトンの財布はいろいろな色がちりばめられているカラフルなものだったのですが、友達はどうも「ヴィトンといえば茶色！」という理解だったようです。何度説明してもわからないどころか、私のことを馬鹿にするようになってしまったのでこれはもうダメだと百貨店から何からヴィトンのショップへと連れまわしました。品の良い優しい店員さんに詳しく説明してもらい、ショップを2軒ほど回ったところで友達がギブアップして謝ってきました。

本当にヴィトンに関しては勘違いしていたのですが、羨ましかったのでちょっと意地悪したくなったとのことで、その日ちょっとだけ豪華なランチをおごってもらってこの件に関しては何もなかったということにしました。私も大人気なかったかなとは思ったのですが、念願のヴィトンの財布を偽物呼ばわりされてしまってちょっと変なスイッチが入ってしまいました。

ただ、その友達以外にもヴィトンといえば茶色という人は多いみたいで、やはり時々は「本物なの？」と聞かれることがありました。

今ではさらっと流すことができるのですが、有名なヴィトンでも知らない人は意外にいるんだなーと思いました。