二つ折り財布の使い方と注意点 | 女性誌が選んだメンズ財布ブランド【２０２１年度最新版】

二つ折り財布は年齢とTPOを選ぶアイテム

ご自分が持っているすべての財布を頭に思い浮かべてみてください。コインケースなどの小銭入れやマネークリップは除いて、あくまでお札が入る財布です。日本では、長財布も二つ折り財布も、どちらも財布というくくりで扱われていますが、アメリカやヨーロッパでは明確に区別されていることをご存知ですか？英語で長財布はpurse、二つ折り財布はwalletとまったく違う言葉となっています。これは英語だけでなく、フランス語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、主要な言語では、長財布と二つ折り財布は一部分すら共通しない、まったく異質な言葉となっているため、日本のように。「財布」と言ったら長財布と二つ折り財布のどちらも含んでしまうということがありません。それだけファッションにおける先進国は二つ折り財布に対して、ハンドバッグとスーツケースと同じくらい明確に使い分けられています。ここでは、二つ折り財布の特徴とスマートな使い方、そしてやってはいけない注意点をご説明いたします。

ココマイスターの二つ折り財布

二つ折り財布は若さとカジュアルさを演出するアイテム

そもそも、二つ折り財布を使うシチュエーションを考えて見てください。財布ですからポケットに入れますよね。もちろんスーツケースやカバンに入れる場合もありますが、男性の場合、ビジネスでの移動中を除けば基本的に手ぶらですので、二つ折り財布を入れるのはやはりポケットと言うことになります。では、どこのポケットに入れますか？二つ折り財布は長財布と違って厚みがあるため、ジャケットの内ポケットには不向きです。では上着のサイドポケットでしょうか？いいえ、サイドポケットが膨らんでしまったのでは、さらに不格好になってしまいます。こう考えるとズボンしかないことになります。では、前ポケットに入れるでしょうか？絶対入れませんよね。不格好なだけでなく、歩きづらいし、座りにくくなってしまいます。もうおわかりでしょう。二つ折り財布というのは、ズボンの後ろポケットに入れて使うしかないのです。

ところが、このズボンが問題です。最近ではあまり気にされていないようですが、コートやスーツの上着で後ろポケットが隠れているときはいいのですが、夏のシーズンになると、後ろポケットが膨らんでいて、歩く後ろ姿がみっともない人を数多く見かけます。二つ折り財布はどうしても厚手になってしまいますから、その厚みを吸収してしまうようなパンツでなくてはならないのです。たとえばコットンパンツや、チノパンですね。つまり、二つ折り財布は若々しいカジュアルな装いを求める性質があるのです。

気をつけて欲しい二つ折り財布の品質

このようにズボンの後ろポケットに入れられた二つ折り財布の環境は非常に過酷です。なにしろ上に座られてしまうのですから、もろにユーザーの体重が掛かってしまうのです。ここで差が出るのが皮の品質です。安い皮は貧弱なために、すぐ型崩れを起こして見るも無残な潰れたお饅頭のようになってしまいます。一方、上質の皮を職人が手仕事で作り上げた二つ折り財布は非常に堅牢にできているため、少々のことではそのかたちが変わってしまうことはありません。ここが１万円くらいの安い二つ折り財布と、２万円オーバーの高級財布の決定的な違いです。よく女子が「あのひとの財布って、うしのうんこみたい」と言っているのを耳にしたことがあるでしょうか？男性はあまり気にしていないようですが、財布はいつもバッグに入れている女性にとって、型崩れした財布は、みっともなく、不潔感を感じて、生理的に受け付けられないものなのです。安い二つ打折り財布を使うことを否定はしませんが、使うのであれば、型崩れしないように使うことと、型崩れしたらすっぱりあきらめて買い換えることをお勧めします。とくに女性の目を気にする独身男性なら必須です。できれば無用な悪印象を女性に持たれないように、品質の良い二つ折り財布を使うことをおおすすめいたします。写真は女性誌で「男性に持って歩欲しいメンズ財布ブランド」として評価の高いココマイスターの二つ折り財布です。価格は、２万円～７万８千円。いつも売り切れ状態で、販売を再開してもすぐに売り切れて「職人製造中」になってしまうことで有名です。二つ折り財布を使うなら、このくらいのランクの品質を選ぶべきでしょう。