1.【何を基準にメンズ革財布を選んでいますか?】
「革財布が欲しいけど、どのブランドが一番いいんだろう・・・」
そろそろ革財布に買い替えようとしてる時、
どうやって選ぶか迷っている方も多いのではないでしょうか?
高ければ良いわけではないことは誰しも分かっているものの、どう選べば良いか分からず、
結局、高い割に満足度の低い革財布を買って後悔した経験を持つ方も多くいます。
メンズ革財布は、数多のブランドが出しており、比較するにも何を比較すれば
良いか分からない場合がほとんどです。
メンズ革財布で後悔した経験のある方も、これから後悔したくない方にも
失敗しないために、
・メンズ革財布を選ぶ上の5つのポイント
・ハズレなしのおすすめブランドランキング
をご紹介いたします。
2.【メンズ革財布を選ぶ上で重要な5つのチェックポイント!】
メンズ革財布を選ぶ際には、次の5つのポイントを基準にすることで
総合的な満足度の高い革財布を探すことができます。
2-1.高級感-ブランドの選び方は?-
革財布を買う際、真っ先にみなさんが気にされるところは、
基本的に安っぽく見えない=「高級感」と言われています。
高級感と言えば、真っ先に海外のブランドを思い浮かべる方も多いのですが、
それは本当にあなたの求める「高級感」と言えるのでしょうか?
海外ブランドロゴがギラギラと輝く革財布は確かに値段の高さを連想させますが
同時に「品がない」「見えっぱり」「バブルっぽい」と俗物感を与えてしまいます。
革財布と言えば男性のステータスの象徴なので、
同性異性問わず、自分の評価の上がるものを持ちたいと考えます。
⇒(参照)2015年12月9日 東洋経済オンライン 男性の財布、女性たちはココを見ていた!
最近のトレンドでは、世界的に流行したノームコアファッションやミニマルデザインの流れも組んで
ロゴや派手さを前面に押し出したデザインより、
ベーシックデザインで素材や作りに丁寧さを感じられるデザインの方が高評価です。
その中でも、昔から控えめなシンプルデザインで勝負する
日本製のデザインは質の良さも相まって、革財布ととても相性が良くなっています。
俗物的に見えずに、上品にハイステータスな高級感を革財布で表現したいのであれば
日本製の革財布に代表されるような、ベーシックデザイン・良質な素材・丁寧な仕立てが
今時の「高級感」の必要条件となります。
2-1.オシャレ感-革の種類で魅せ方色々-
いくら高級に見える革財布でも、デザインや質感によっては重厚すぎて、
20代・30代の比較的若い方のファッションには浮いてしまいます。
革財布をオシャレに見せるためには、自分に似合った革素材を
選ぶことで、上級者のコーディネートを演出できます。
形と色だけでなく、ツヤかマットか、質感は硬めかやわらかめかで
あなたのファッションに与える印象はがらりと変わります。
■代表的な高級皮革に合うファッション
・コードバン・・・硬質なツヤと高級感ならダントツで一番の貴重な馬革です。
滑らかな質感が優雅なコードバン革財布は、フォーマルな場でも見劣りしません。
ビジネスシーンのジャケットスタイルによく似合います。
・ブライドル・・・どんなファッションにも高級感を与える万能選手です。
使い込むほどに蝋(ブルーム)が牛革になじんでやわらかくなります。
アクティブなスポーツスタイルを好む活動的な方にも、
程よい大人っぽさをプラスできます。
・カーフスキン・・・見るからにやわらかで繊細な質感を持つ仔牛の革です。
ソフトな印象を与えるので、20代・30代男性の若い着こなしにも重くなりすぎません。
シンプルな白シャツにも、女性ウケのするこなれ感を出せます。
他にも、数ある皮革の中から自分に合った素材を探してみることで
オシャレの幅が広がります。
⇒(参照)JLTA 日本革類卸売り事業協同組合 皮革の種類と特徴
2-2.職人のこだわり度-熟練のこだわりが生きてるか-
革財布の出来の良し悪しは、ぱっと見だけでなく1年、2年と使い込む内に
明らかな差を生んでしまいます。
特に如実に表れる部分は、コバ(木端)と呼ばれる革の断面の処理です。
コバ部分は、切りっぱなしのままだと毛羽立ってしまい、粗雑な印象になりますので
丁寧に磨いたり、コーティング材を塗る必要があります。
熟練の職人でない場合は、塗り方が均一でなかったり、しっかりと磨いていないため
コーティング材を塗っても透明感が出ません。
また、コバのコーティングがはがれてしまう可能性もあるため、仕上げによって耐久性も大きく変わります。
しかし、革のプロフェッショナルではない一般の方が、
革財布を買う際にそこまで見極めることは、大変難しいです。
そのため、熟練職人のこだわりを約束してくれる実力派のブランドで革財布を買うことが近道です。
2-3.使いやすさ-時間と共に手になじむ-
海外でメンズ財布を購入したときに、聞くのが使いにくさです。
基本的に、海外ブランドは現地の生活に合わせて作られています。
メンズ財布によくあるケースでは、海外で購入した財布に、現地の紙幣とサイズが違うため
1万円札をしまえないことがあります。
また、手になじむ・小銭が取り出しやすいなどの使い勝手が良くないと、
最初は良くても、仕事で急いでるときにイライラしてしまいます。
その点では、日本人による日本人のために作った日本製の革財布に軍配が上がります。
長期間の使用が前提の革財布だからこそ、
見た目だけでなく機能的にも長く付き合える革財布が必須です。
最近では、ラウンドファスナーの長財布が、収納力が高い上に
ファスナーで中身が飛び出すのを防いでくれるため、人気が高くなっています。
2-4.アフターケア-お手入れでコストパフォーマンスは上がる!-
長く使うためには、メンテナンスが必要となっています。
革は、人間の肌と同じようにタンパク質で構成されています。
そのため、適度に油分を補うお手入れでツヤを保ち、
美しい経年変化(エイジング)を楽しみつつ丈夫な状態を維持できるわけです。
また、長持ちすればするほど、コストパフォーマンスは上がります。
せっかく安くない金額で買った革財布も、1年で劣化しては意味がありません。
メンテナンス次第で、10年も良質な状態を保つことができるのであれば、
買い替えの必要もなく、長い目で見れば結果的にリーズナブルな買物になります。
しかし、湿気の多い日本では常にカビの心配がつきまとい、
手の油分が触れにくい革財布の折り目部分は特に劣化しやすくなっています。
ブランドによっては、簡単にお手入れできるクリームを3,000円程度で
販売していることが多いので、革財布を購入する際は一緒に買うと便利です。
ブランド推奨のメンテナンス用品であれば、自分ひとりでも簡単にお手入れすることが可能です。
頻度は年に数回程度が一般的ですが、買ったブランドに聞いてみることで、
その革に合った適切なタイミングを教えてもらえます。
⇒(参照)一般社団法人 日本タンナーズ協会 皮革製品の手入れ方法
金具に引っかけて糸がほつれてしまった場合など、どうしても自分で治せない傷は
修理を依頼することで、プロフェッショナルに革財布の状態をリフレッシュしてもらえます。
ブランドの多くは保証をつけており、無料で対応してもらえることもありますので、
コストパフォーマンスを気にする方は考慮すべきサービスです。
上記の5つのポイントは、革財布を買う上で欠かせないポイントです。
しかし、このポイントを基準にして探すにも、世の中にはブランドが多く、
一つ一つ革財布を探して比較することは至難の業です。
チェックポイントをすでに満たしたブランドであれば、
その中から安心して自分好みの一品を探すことができます。
次は、ポイントを満たした信頼できるおすすめの3ブランドを、ランキングでご紹介します。
3.【おすすめNo.1 CocoMeister(ココマイスター)】
◆CocoMeister(ココマイスター)http://cocomeister.jp/
価格:3万円~6万円
高級感:5
オシャレ感:5
職人のこだわり度:5
使いやすさ:4
アフターケア:5
3-1.「ココマイスター」ここがいいところ!
新興の日本製ブランドである「ココマイスター」は、熟練の職人を100名以上そろえており、
革の素材選びから裁縫、金具まですべて一流の技術が生かされています。
シンプルなフラットデザインは、ブランドコンセプトでもある、
日本製の品質の良さを引き立たせます。
革素材も欧州の高級皮革を使用しているので、素材×技術の最強タッグとなっています。
コードバン、ブライドル、マットーネ、ナポレオンカーフなど、
多種の高級皮革を飽きのこないシンプルデザインで取りそろえているので
オシャレに敏感な20代から、本物志向を追及する40代以上まで幅広い層に支持が厚くなっています。
ブライドルレザーシリーズでは、ファスナーで閉じるラウンド長財布が大人気です。
カラーも、定番のブラックから、個性的なボルドーワインやモスグリーンなど
明るい色を揃えているので、ジーンズに合わせてリッチなカジュアルファッションが叶います。
ブライドル以外でも、すべてのシリーズで長期にわたる経年変化を前提としているので、
使うごとにツヤや手へのフィット感が高まります。
「ココマイスター」の注文の約半数はギフトと言われており、
オシャレな恋人へのギフトにもピッタリです。
どんな男性も好む革財布を「ココマイスター」は取りそろえているので、
センスの良い人と思われたい場合は間違いなしです。
また、仕事でよくがんばった時、自分へのご褒美に革財布を買おうとしている方にも
自分の成果の満足度を更に上げるアイテムになります。
無料で入会できる「ココクラブ会員」になると、永久保証も受けられますので
アフターケアも、コストパフォーマンスの面でも評価が高くなっています。
メンテナンス用品も3,000円程度でこだわりのラインナップが揃っています。
さらに、公式サイトでは各高級皮革に合わせたお手入れ方法を紹介しているので、
オンオフともに忙しい人でも、すきま時間に正しいお手入れ方法を調べられ、永く愛用できます。
「ココマイスター」では、実店舗が銀座の2店舗につづき、自由ヶ丘、
名古屋、大阪の心斎橋、神戸にあります。
使いやすさにこだわる人は実際に触ってみることが可能です。
しかし、まだ全国で6店舗しかなく、地方に住んでいる方は行きにくいため、
使いやすさをマイナス1にしました。
なお、「ココクラブ会員」であれば、イメージ違いの返品・交換が無料なので
実際に届いた革財布を使って、イメージと違えば返品も可能となっています。
使いやすさにこだわりのある方は、まず入会しておくことで安心できます。
4.【おすすめNo.2 COACH(コーチ)】
◆COACH(コーチ)http://japan.coach.com/top/CSfTop.jsp
価格:4万円~6万円
高級感:3
オシャレ感:4
職人のこだわり度:4
使いやすさ:5
アフターケア:4
アメリカ生まれの「コーチ」は、野球グローブの革を使用したバッグから
創業したこともあり、高級皮革のラインナップは少ないものの、非常に丈夫と言われています。
ラインナップも豊富にあることから、ライフスタイルに合った形を
見つけることも可能です。
「スポーツ カーフ レザー アコーディオン ウォレット」に代表される長財布では、
丈夫なカーフレザー素材にくわえて、多機能ポケットが多くのカードや紙幣を分けられて便利なため
使いやすさの評価が高くなっています。
ホームケア用品は、2,000円程度と求めやすい金額になっています。
修理も、ファスナー交換やコバ塗り直しなどがリペアサービスの対象となっていることが
アフターケアの評価が高い理由です。
デザインの傾向は、重厚さよりもカラフルな色展開やシグネチャー柄に代表されるように
20代・30代の比較的若い人向けと言われています。
なお、コーチはショッピングモールへの出展も多く、身近で手頃なブランドと認識されています。
ディスカウントされることも多いため、高級感にこだわりがある方には評価が低くなります。
5.【おすすめNo.3 BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)】
◆BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)http://www.bottegaveneta.com/jp
価格:7万円~10万円
高級感:4
オシャレ感:3
職人のこだわり度:4
使いやすさ:3
アフターケア:4
イタリア発の「ボッテガ・ヴェネタ」はイタリア語で「ベネチアの工房」を意味しており、
編み込みされた革小物が有名です。
やわらかで軽いラムレザーを編み込む技術がそのままブランドを表すデザインになっており、
長財布は表面積が大きい分、手に当たるソフトな質感を楽しめます。
「ボッテガ・ヴェネタ」の革財布は、編み込みがデザインされたものがほとんどのため、
Tシャツにデニムなどのカジュアルな服装には適度な高級感を与えてくれるものの、
エレガントなスーツスタイルなど、クラシックなファッションには少々カッチリ感が足りないと感じる方もいます。
また、やわらかな素材が編み込まれている分、強度が低くなっており、
10年以上の長期の使用を考えている場合は、いっそう丁寧なメンテナンスが必要となっています。
「ボッテガ・ヴェネタ」は全国に52店舗あるため、修理の相談も
店舗にて手厚く対応してくれます。
6.【革財布を選ぶならポイントを満たしたブランドで!】
まとめると、自分にピッタリのメンズ革財布を選ぶには
・高級感
・オシャレ感
・職人のこだわり度
・使いやすさ
・アフターケア
この、5つのポイントを満たした信頼できるブランドで買えば、
絶対に後悔しない革財布を手に入れられます。
どうやって選べばいいか分からなかった方も、おすすめのブランドから
ピッタリの一品を見つけられます!
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